『毎朝5分!相場ダイジェスト』3月7日

デイリーブログ


【2025年3月7日】本日の相場まとめ/日本株・米国株

今日の相場の注目点

おはようございます。埼玉の天気は晴れ。快適な一日になりそうですね♪
そんな天気とはうってかわって、今日の相場は大波乱の展開となりそうです。

本日の米国市場では、NYダウは1.25%安、S&P500は1.99%安、ナスダックは2.9%安と大幅下落となっています。主な要因は以下の3点です。

  1. AI関連の急落:エヌビディアなどのAI関連銘柄が期待を下回り、利益確定売りが加速。
  2. 関税政策の不透明感:トランプ大統領の関税強化発言で貿易戦争への批判が再燃。
  3. 経済指標の悪化:米PMI(購買担当者景気指数)が50.4と予想を下回る、景気減速恐れが強まる。

本日の日本市場もリスク回避の売りが優勢となりそうです。今後の焦点は、米経済指標、関税政策の動向、主要企業の決算内容。相場の不安定さが続く中、慎重な投資判断が求められます。

「落ちてくるナイフは掴むな」—今は慎重に!

昨日の米国市場の急落を受けて、「今が買い時では?」と考える人もいるかもしれません。でも、投資の世界には「落ちてくるナイフは掴むな」という格言があります。

これは、株価が急落しているときに慌てて買うと、さらに下落して大けがすることが多いという教訓です。

特に今回の下落はAI関連株の急落、関税リスク、景気減速懸念など、複数の要因が絡んでおり、まだ底が見えません。 経験の浅い投資家ほど「安いから買おう」と飛びつきがちですが、それが落ちてくるナイフを素手で掴む行為になりかねません。

大切なのは、「ナイフが床に落ちて、ちゃんと止まるまで待つ」こと。 市場の動向を見極めて、しっかりと反発の兆しが出てから判断するのが賢い選択です。焦らず、慎重にいきましょう。

最新の相場動向(2025年3月7日 4:20時点)

  • 日経平均株価 37,704円(0.77%)6日終値
  • 日経平均CFD 36,929円(▼2.07%)
  • NYダウ   42,468(▼1.25%)
  • NASDAQ 18,036(▼2.78%)
  • S&P500  5,726(▼1.99%
  • SOX   4,484(▼4.6%)
  • 為替市場  1ドル=147.69円
  • 米国10年債利回り  4.287%(0.47%)

各種のチャート+日経寄与度ランキング+NASDAQヒートマップ

日経平均株価チャート

NYダウ

NASDAQチャート

S&P500

為替チャート円ドル

米国10年債利回り

日経平均株価寄与度ランキング

NYダウヒートマップ

NASDAQヒートマップ

上昇銘柄 

下落銘柄

セクター別の動向(NASDAQ市場)

  • 上昇セクター:なし
  • 下落セクター:全てのセクター

AIによる今週の注目銘柄 

  • 任天堂(7974): 最新のゲーム機「Nintendo Switch」の売上が堅調に推移し、市場予測を今後も好成績を続けており、市場にポジティブな影響を与えています。
    28日時点:株価 11,060  7日時点 株価 11,385
  • ファーストリテイリング(9983):ユニクロを運営するマイクロソフトは、国際市場での積極的な展開が評価され、特にアジア地域での売上増加が収益のサポートとなっています。
    28日時点:株価 45,470 ➡ 7日時点 株価 47,740
  • アップル(AAPL):発表された新型iPhoneが期待を超える売れ行きを見せ、最近Appleの製品とブランド力の強さを全面的に証明しました。
    28日時点:株価 241.85 ➡ 日時点 株価 233.54
  • テスラ(TSLA): イーロン・マスクの積極的な事業展開と技術革新が持続し、特に新しい電池テクノロジーの導入が投資家の期待を高めています。
    28日時点:株価 292.98 ➡ 7日時点 株価 260.30

今週の投資格言:「売り買いは三日待て」

意味と解説:

この格言は、市場の感情的な反応に流されずに、発表や大きなニュース後の市場の動きを数日間観察し、その後の行動を決定することの重要性を示しています。市場が短期的な過剰反応から回復し、より合理的な価格に落ち着くのを待つ戦略です。

実例:テスラ

テスラ(Tesla, Inc.)の決算月は12月です。
決算決算の発表スケジュールは以下の通りです:

  • 第1四半期決算(1月~3月):4月終了発表
  • 第2四半期決算(4月~6月):7月終了発表
  • 第3四半期決算(7月~9月):10月下旬発表
  • 第4四半期決算(本決算)(10月~12月):次1月下旬発表

シナリオ:決算発表後の反応

  • 発表直後の急反応を避ける: 決算発表直後に株価が急落した場合、すぐに売らずに市場が落ち着くのを3日間待ちます。
  • 市場の安定を確認後の行動 3日後、株価が安定し、市場の感情が冷静になったことを確認してから、保有継続か売却を決定します。
  • 長期トレンドの評価: 短期的な動きを超えて、長期的な視点から銘柄の価値を再評価します。

今後の注目イベント

  • 7日(金)2月非農業部門雇用者数(NFP)前月比 22:30
  • 7日(金)2月失業率 22:30

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