『毎朝5分!相場ダイジェスト』3月11日

デイリーブログ


【2025年3月11日】本日の相場まとめ/日本株・米国株

本日の相場の注目点

おはようございます。越谷の天気は曇り。花粉がかなり飛んでますね。
しかしながら、そんな花粉すらも忘れてしまうほど、今夜は大荒れです。大暴落が来ました!!

要因としては以下の点が挙げられます。

・トランプ米政権の関税政策が景気に与える影響への警戒感(特に中国、カナダ)
・トランプ大統領が9日テレビインタビューでリセッションに陥る可能性を否定しなかった。
・12日に消費者物価指数(CPI)の発表
・14日に現行つなぎ予算の期限

トランプ政権の政策で米経済の先行きに不透明感が出ており、投資家心理が悪化し、投げ売り状態となりました。

もちろん、本日の日本市場にも飛び火はするかと思いますが、日経CFDの現在価格は▼1.46%と思ったよりはマイナスではないのが、気になります。

この段階まで行くと「セリングクライマックス」はいつなのかが気になります。

今日なのか、まだ先なのか。。

とにかく、早く安定相場に戻ってほしいものです。

セリングクライマックスとは?

セリングクライマックス(Selling Climax)とは、相場の下落局面で売り注文が最高潮に達し、大量の売りが出て相場が急落する現象を指します。 これは、下落相場の最終局面で発生し、その後、相場が反転上昇に転じることが多いとされています。

今回の下落はセリングクライマックスか?

セリングクライマックスかどうかを判断するためには、以下の点を確認する必要があります:

  1. 出来高の増加:大量の売買が行われ、出来高が急増しているか。
  2. 投資家心理の極端な悲観:多くの投資家が悲観的になり、投げ売りが発生しているか。

現時点で、これらの条件が満たされているかを確認する必要があります。 ただし、セリングクライマックスは事後的に判断されることが多く、リアルタイムでの判断は難しい場合があります。

本日の相場動向(2025年3月11日 4:15時点)

  • 日経平均株価 37,028円(0.38%)8日終値
  • 日経平均CFD 36,246円(▼2.11%)
  • NYダウ    41,779(▼2.39%)
  • NASDAQ  17,378(▼4.49%)
  • S&P500  5,591(▼3.12%)
  • SOX    4,369(▼5.61%)
  • 為替市場  1ドル=147.21円
  • 米国10年債利回り  2.221%(▼2.52%)
  • 日本10年債利回り  1.565%(2.69%)

各種のチャート+日経寄与度ランキング+NASDAQヒートマップ

日経平均株価チャート

NYダウ

NASDAQチャート

S&P500

為替チャート円ドル

米国10年債利回り

日経平均株価寄与度ランキング

NYダウヒートマップ

NASDAQヒートマップ

上昇銘柄 

下落銘柄

セクター別の動向(NASDAQ市場)

  • 上昇セクター:全てのセクター
  • 下落セクター:なし

AIによる今週の注目銘柄   

  • キーエンス
    自動化ニーズの拡大と新製品の市場評価により継続的な成長が見込まれる。
    高い利益率と安定した財務基盤が投資魅力を高める。
    9日時点:株価 60,320  11日時点 株価 60,860
  • ファーストリテイリング
    消費者支出の増加と市場でのブランド拡張によりアジアの売上高が期待される。
    オンライン販売強化でデジタルトランスフォーメーションを推進。
    9日時点:株価 46,000 ➡ 11日時点 株価 45,660
  • NVIDIA
    AIとデータセンター市場の拡大でグラフィックスプロセッサの需要が増加しています。 自動運転技術の進歩に伴う新製品の成功が良い影響を与えた。
    9日時点:株価 112.69 ➡ 11日時点 株価 106.88
  • マイクロソフト
    クラウドサービス「Azure」の成長とビジネス多様化による統合プラットフォームの強化。
    定期的なソフトウェア更新と安定収益のサブスクリプションモデルがサポートされる。
    9日時点:株価 393.31  11日時点 株価 378.79 

今週の投資格言:「二度に買うべし、二度に売るべし」

意味と解説:

この格言は、株式を取引する際に急いで決断せず、何度も市場を観察し、機会を逃さないように慎重に行動することの重要性を教えています。株を買うか売るかの決断を一度で済まさず、再評価の機会を持つことで、より確かな判断が可能になります。

実例:ソフトバンク

投資戦略3つ
  • 市場動向の監視: 株価の変動に注意を払い、購入や売却のタイミングを見極めるために、市場ニュースや業界の動向を常にチェックする。
  • 買い戻し戦略:一度売却した株でも、再評価して状況が改善されていれば、再購入を検討する。これにより、早急に売却した決断を修正できる。
  • 売り時の再検討: 利益が出た後も、売却する前に市場のさらなる可能性を再評価し、持ち株を長期保有することでさらなる価値上昇を狙う。

今後の注目イベント

  • 11日(火)1月JOLTS求人件数
  • 12日(水)2月消費者物価指数(CPI)21:30
  • 13日(木)2月生産者物価指数(PPI)21:30

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