『毎朝5分!相場ダイジェスト』3月20日

デイリーブログ


【2025年3月20日】本日の相場まとめ/日本株・米国株

本日の相場の注目点 

おはようございます。本日の越谷の天気は晴れ。気持ちのいい朝ですね♪

今日は
春分の日

春分の日は、昼と夜の長さがほぼ同じになるに日で、自然界の大きな転換点とされています。昔から「新しいサイクルの始まり」と考えられ、農耕の準備を始める日、精神的なリセットの日、運気の切り替わりのタイミングとも言われます。

株式相場も今日から上昇相場へと突入してくれると嬉しいですね♪

ちなみに、太陽に向かって「日々の感謝の気持ちと、願い、これから自分がどう行動するか」を誓うと、明日から新しいエネルギーで満ち溢れるみたいですよ!!

今日の注目点

◎日本
・日銀の政策決定会合は現行0.5%で据え置き、予想と一致。
・今回会合での利上げは予想通り見送られましたが、総裁会見のガイダンスは引き続き先行きの緩和縮小を示唆

◎米国
・連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を据え置く一方、保有資産の縮小ペースを4月から減速
声明文には「経済見通しを巡る不確実性が高まっている」というハト派な文言が追加された。
➡金融緩和観測から株高383ドル高

日本と米国の政策金利の動向は株価に大きく影響するため、今後も目を離せませんね♪

日本と米国の政策金利の対応の違い

昨今の日米の政策金利の対応について、わかりづらいと思うので簡単に説明すると、FRB(米国の中央銀行)はブレーキを緩め始めていて、日銀(日本の中央銀行)はアクセルをゆっくり戻し始めたという感じです。

  • 米国(FRB)は、これまで「インフレが怖い!」と言って、金利を上げまくってブレーキを踏んでいたけど「そろそろ減速しすぎかも」と気づき、ブレーキを少し緩めようとしている
  • 日本(日銀)は、ずっと「景気が悪くならないように」とアクセル(低金利)を踏みっぱなしだったけど「そろそろゆっくり戻してみるか」と、アクセルをちょっとだけ戻した

だから、米国はこれから金利を下げる方向日本はこれから金利を上げる方向と、逆の動きをしているということですね。

もっとシンプルに言うと、米国はブレーキを緩め始め、日本はアクセルを少しだけ踏んだという感じです

  • 米国(FRB)は、これまで「インフレを抑えなきゃ!」と金利をガンガン上げていたけど、「そろそろ上げすぎたかも?」と気づいて、これからは金利を下げる準備を始めている
  • 日本(日銀)は、ずっと「景気を守らなきゃ!」と金利を超低くしていたけど、「そろそろちょっとだけ普通に戻そう」とほんの少し金利を上げた

つまり、米国は金融引き締めをやめようとしていて、日本は金融緩和をやめようとしている。方向が逆だから、円安になりやすいし、米国の株は上がりやすいかもしれない、ってことですね。

ちなみに、株式市場には、「織り込み済」「材料出尽くし」という考え方があります。

株価は未来を先取りして動くため、ニュースや噂が流れた時点ですでに市場は反応していることが多く、これを「織り込み済」と言います。逆に、実際に結果が発表される「材料出尽くし」となり、株価の動きが変わることもあります。さらに、予想を超える大きなニュースが出ると「サプライズ」として市場が大きく反応します。

これらの言葉は株式市場でよく使われるので、知っておくと役立ちますよ♪

本日の相場動向(2025年3月20日 5:30時点)

  • 日経平均株価 37,751円(▼0.25%)18日終値
  • 日経平均CFD 37,865円(0.30%)
  • NYダウ    41,964(0.92%)
  • NASDAQ  17,750(1.41%)
  • S&P500  5,675(1.08%)
  • SOX    4,634(0.99%)
  • 為替市場  1ドル=148.64円
  • 米国10年債利回り  4.244%(▼0.86%)
  • 日本10年債利回り  1.521%(1.13%)

各種のチャート+日経寄与度ランキング+NASDAQヒートマップ

日経平均株価チャート

NYダウ

NASDAQチャート

S&P500

為替チャート円ドル

米国10年債利回り

日経平均株価寄与度ランキング

日経平均ヒートマップ

NYダウヒートマップ

NASDAQヒートマップ

上昇銘柄 

下落銘柄

セクター別の動向(NASDAQ市場)

  • 上昇セクター:すべて
  • 下落セクター:なし

AIによる今週の注目銘柄    

  • 三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)
    三菱UFJがジャックスに出資するとの報道があり、これにより金融サービスの多様化と収益基盤の強化が期待されています。
    14日時点:株価 2,000 ➡ 19日時点 2,105 
  • フェローテックホールディングス(FTEC)
    旧村上ファンドが大量保有しているという情報があり、これが株価上昇の材料となる可能性があります。
    14日時点:株価 2,866 ➡ 19日時点 2,875
  • ナイキ(NKE)
    3月20日に決算発表を予定しており、市場では売上高110億1000万ドル、EPS0.29ドルが見込まれています。ジェフリーズは、ナイキの製品と流通に関する取り組みがブランドの成長と市場シェアの回復に寄与すると評価しています。
    14日時点:株価 71.66 ➡ 20日時点 72.99
  • フェデックス(FDX)
    同じく3月20日に決算発表を予定しており、売上高219億1000万ドル、EPS4.67ドルが予想されています。トラスト・セキュリティーズは、フェデックスの事業統合が2026年度以降の効率的な運営と高い利益率に寄与すると分析しています。
    14日時点:株価 242.20 ➡ 20日時点 247.12

今週の投資格言:「辛抱する木に金がなる」

意味と解説:

この格言は、「忍耐強い投資を続けることで、最終的に大きな利益を得ることができる」という意味です。 株式投資では、短期的な市場の変動に惑わされず、企業の成長や市場環境の変化を長期的な視点で捉えることが重要です。 辛抱強く持ち続けることで、時間とともに価値が上がる銘柄に投資することが成功へのカギとなります。

実例:任天堂(7974)

任天堂は長期的に成長を続けている企業であり、特にゲーム市場の拡大や新ハードウェアの投入によって大きな成長を遂げる可能性がある銘柄です。短期的な売上の波はあるもの、長期的に見てブランド力とIP(知的財産)の価値が高く、持ち続けることで利益を得られる可能性があります。

投資戦略3つ
  • 長期保有でIPの価値を享受する任天堂は、マリオ、ゼルダ、ポケモンなどの人気キャラクターを多数抱えており、ゲームだけでなく、映画やテーマパークなどの関連事業でも収益を伸ばしています。短期的な株価の変動に一喜一憂せず、IPの価値がさらに拡大することを見越して長期投資を行うのが有効です。
  • 次世代ハード発売前後での戦略的投資:任天堂は周期的に新しいゲーム機を発表し、そのたびに大きな市場の注目を集めます。過去の例では、新ハードの発売前後で株価が大きく動く傾向があるため、新製品の発表時期を見越して投資を強化する一つ目の戦略です。
  • 安定した財務基盤を活かした配当と自社株買いを活用する:任天堂は潤沢な現金を保有しており、配当や自社株買いを実施することがございます。安定した配当を受け取りながら保有し、必要に応じて再投資することで、長期的な資産の増加を目指せます。

今後の注目イベント

  • 20日 フィラデルフィア連銀景況指数

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