『毎朝5分相場ダイジェスト』6月5日

デイリーブログ

 
【2025年6月5日】今日の相場まとめ/日本株・米国株

今日の相場の注目点 

おはようございます
本日の越谷の天気
晴れ🌞
株式相場と異なり、快晴の一日となりそうですね♪

今日の気になる注目

日本
1.日経平均株価 大幅反発 


-終値は300円高の37,747円

➡節目の37,500円を大きく上回ってきたことは安心材料。25日線(37,374円)割れを回避して切り返しただけに、下値は堅くなるとみる。金曜6日に米国で5月雇用統計が発表されるだけに、週後半は様子見姿勢が強まりやすい。25日線と5日線の間で一進一退が続きそうだ。


2.6月相場に入り個別企業によるビッグイベント

任天堂<7974.T>

➡「Nintendo Switch 2(ニンテンドースイッチ・ツー)」に投資家の視線が集まっている。新ゲーム機の発売を機に5月2日につけた1万2,540円の最高値を抜けるか、あるいは材料出尽くし感から利食い先行となるか。スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684.T>コナミグループ<9766.T>といったゲーム株のほか、ホシデン<6804.T>メガチップス<6875.T>などの動向も注目


ispace<9348.T>

➡日本時間6日未明にispace<9348.T>が月面着陸に挑む。同日の午前4時17分、月の「氷の海」の中央付近に着陸する計画だ。23年4月に挑んだ月面着陸は失敗しており、2年越しの再チャレンジとなる。成功となれば、アイスペースはもちろんQPS研究所<5595.T>Synspective<290A.T>アストロスケールホールディングス<186A.T>など宇宙関連株の人気化が予想される



米国
1.NYダウ 一進一退 

-米景気巡る懸念が重荷

➡米国の貿易相手との交渉を巡る楽観が引き続き相場を支えている。半面、関税が米景気に与える影響への懸念は重荷で、ダウ平均は小幅に下落する場面がある。


2.対中関税問題

-週内に米中首脳が電話協議

➡トランプ米大統領
SNSに投稿非常にタフで交渉は極めて困難だ

3.対欧州連合(EU)関税問題

-貿易相手に対して4日までに最善の提案を示すよう求めている

➡主要な貿易相手との交渉が進むことへの期待は株式相場を支えている

4.米ISM非製造業総合指数

-4日発表した5月の非製造業総合指数は49.9と、4月の51.6から低下し、2024年6月以来の低水準 インフレ懸念浮き彫り

➡「米国の関税措置を巡る長期的な不確実性が存在していることで、予測をしたり計画を立てたりすることが引き続き困難になっているとの報告を受けている。(関税措置の)影響が明確になるまで発注を遅らせたり、発注を最小限に抑えたりしているとの言及もあった」

5.米ADP民間雇用者数

-5月3.7万人増に鈍化 増加幅2年超ぶり低水準

➡「ADPのデータは全体像を把握する上でのみ利用すべきだ」と指摘。「現時点では、ADPの民間部門雇用者数は昨年12月以降、継続的に減少している」


<span class="bold-blue"><strong>青天井</strong></span>
青天井

昨日とほとんど情報が変わらないですね。
週末の雇用統計、対中、対EUとの関税問題の進展次第といった感じです

様子見ですね♪

個人的には月面着陸が気になったので、トピックに載せてみました♪

現在の相場動向(2025年6月5日4時29分)

  • 日経平均株価  37,747円(0.8%)4日終値
  • 日経平均CFD  37,588円(▼0.42%)
  • NYダウ     42,515(▼0.01%)
  • NASDAQ   19,481(0.43%)
  • S&P500   5,981(0.19%)
  • SOX     5,040(1.52%)
  • 為替市場   1ドル=142.86円
  • 米国10年債利回り  4.362%(▼2.24%)
  • 日本10年債利回り  1.510%(1.82%)

各種のチャート+日経寄与度ランキング+NASDAQヒートマップ

日経平均株価チャート 週足

NYダウ 週足

NASDAQチャート 週足

S&P500 週足

為替チャート円ドル 週足

米国10年債利回り 週足

日経平均株価寄与度ランキング 毎日更新

日経平均ヒートマップ 毎日更新

NYダウヒートマップ 毎日更新

NASDAQヒートマップ 毎日更新

上昇銘柄 毎日更新

日本➡東証プライム、東証グロース 
米国➡NYダウ、NASDAQ

下落銘柄 毎日更新

日本➡東証プライム、東証グロース 
米国➡NYダウ、NASDAQ

セクター別の動向(NASDAQ市場)毎日更新

  • 上昇セクター:コンピューター、通信、バイオテクノロジー、その他金融、工業
  • 下落セクター:保険、銀行、輸送

AIによる今週の注目銘柄 毎日更新

  • 【7203】トヨタ自動車
  • 5月の国内販売台数が前年比好調、EV戦略の進展も報道
  • 日経平均主力銘柄として外国人投資家の買い戻し期待
    30日時点: 2,769      
    04日時点 2,724
       
  • 【9432】日本電信電話(NTT)
  • 増配期待&高配当利回り(実質3%台後半)
  • NTT法見直し報道による長期成長性の再評価
    30日時点: 160.1      
    04日時点: 158.5       
  • 【NVDA】NVIDIA(エヌビディア)
  • AI需要の拡大継続、今期ガイダンスも強気
  • 時価総額3兆ドル目前で話題性が高く個人資金も流入中
    30日時点: 135.13      
    05日時点: 141.66
  • 【CRM】Salesforce(セールスフォース)
  • AI対応CRM需要は中長期では伸び続ける見通し
  • 大手証券の格上げ(J.P.モルガンなど)が下支え材料に
    30日時点: 265.37      
    05日時点: 263.20

今週の投資格言:「噂で買って、事実で売る」

意味と解説:

市場では「良いニュースが出るらしい」という**“噂”や“予測”の段階で買いが入りやすく**、
いざそれが「正式発表」や「実現」されると材料出尽くしで売られることが多い。

これは**投資家心理(期待→現実)**の典型例で、
上がる前に仕込んで、上がったら売る」という機関投資家やプロの行動とも一致する。

実例:Salesforce(セールスフォース)

2025年5月29日、Salesforceは好調な決算を発表し、通期ガイダンスも引き上げた。
しかし、株価は6%以上急落。その主な理由は以下の通り:

同時に発表された大型買収(Informatica)への警戒感

「AIで爆伸びする」という**過度な期待(噂)**が事前に織り込まれていた

実際の数字は良好でも、新鮮味のない内容で「材料出尽くし」

投資戦略3つ
  • 戦略①:「事前の期待感」で仕込む(噂で買う)
  • ① 決算前やイベント前は“期待”で株価が上昇しやすい傾向
    → 特にAI関連銘柄は報道や噂だけで買いが先行しやすい。
  • ② 株価チャートが好調で需給が良いと、期待先行で順張りが機能しやすい
    → Salesforceは決算前に上昇傾向を見せていた。。
  • 戦略②:「発表直後に利確する」(事実で売る)
  • ① 好決算でも“出尽くし”で売られることが多い
    → 今回もEPS・売上とも市場予想を上回ったが、株価は6%以上下落。
  • ② 材料の鮮度が落ちると、利益確定売りが殺到する
    → 機関投資家は“期待のピーク”で売却する傾向がある。
  • 戦略③:急落時に押し目買いする(逆張りリスク選好)
  • ① ファンダメンタルズに問題がなければ“過剰反応”を狙える
    → AIやデータクラウド事業は依然成長中で長期的に有望。
  • ② 大型買収で売られた後は、統合効果や業績回復で見直されやすい
    → Informatica買収のシナジーが見えれば再評価の余地あり。

今後の注目イベント 毎日更新

  • 05日 EU  ECB政策金利

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