『毎朝5分5相場ダイジェスト』5月22日

デイリーブログ

 
【2025年5月22日】今日の相場まとめ/日本株・米国株

今日の相場の注目点 

おはようございます
本日の越谷の天気
曇りのち晴れ⛅
昨日に引き続き、暑い日になりそうですね♪
そんな天気と異なり、今日の株式相場は大雨です☔

今日の気になる注目

日本
1.日経平均株価 
反落

-先週で決算発表がほぼ出そろって一気に材料難
日米交渉を先に控えて為替市場では円高が進行(日米の3回目の閣僚協議は日本時間24日の予定

➡あす大きく下げるようだと、金曜23日もリスク回避の売りに押されやすくなる。37,000円割れを回避できるかが注目
※現在CFD36,909



米国
1.NYダウ 
大幅下落

-米長期金利の上昇が株式の相対的な割高感

-21日の米債券市場で長期金利の指標となる10年債利回りは前日比0.06%高い(債券価格は安い)4.54%を付ける場面があった。30年債の利回りは再び5%台に上昇している。米財政悪化懸念が金利上昇圧力となっている。海外投資家の米国資産離れが進むとの観測

➡米国債への需要を見極めるうえで米財務省が21日に実施する20年債入札に関心(21日の米20年国債入札が不調だったとの報道、株価大幅下落につながった。)


2.トランプ減税法案

-トランプ減税の恒久化を含めた大型減税が財政赤字拡大を招くことが警戒

➡米連邦議会下院の与党・共和党が作成している減税法案については税控除拡大や歳出削減に一部議員が反対しているため、党指導部の目標に沿って来週初までに下院本会議で可決できるかには不透明感




3.欧州に資金シフト

-米金融大手ゴールドマン・サックスやJPモルガンの幹部らは、顧客の欧州への資金移動を支援する傾向が高まっているとの認識

➡エコノミストらが米国経済の先行きに対する見方を下方修正したことで、一部の投資家が金や欧州の株式・債券などの安全資産に逃避し、米国資産は4月に急落したと説明。

「一般的な顧客は、対米投資を減らし、その分を欧州やアジアに振り分けることを検討している」



<span class="bold-blue"><strong>青天井</strong></span>
青天井

相場は不安感から米国資産を他の国へ回避していることから、大きく下落となったと、報道されています。

不安感からの回避と言っていますが、日足チャートを見ればわかりますが、トランプ関税ショックで相場は3月末近辺に底をつけ、それからなんだかんだで急ピッチに上昇してきました。

日経平均株価も約30,000➡38,000まで一カ月ちょっとで上がった訳ですからね💦

34,000まで下げても別におかしくはないわけで、まーそこまでいかないにしても当面は下がるかもしれないですね。。

昨日の相場動向(2023年5月22日4時6分)

  • 日経平均株価  37,298円(▼0.61%)21日終値
  • 日経平均CFD  36,904円(▼1.08%)
  • NYダウ     41,812 (▼2.01%)
  • NASDAQ   18,842(▼1.57%)
  • S&P500   5,840(▼1.67%)
  • SOX     4,796(▼1.93%)
  • 為替市場   1ドル=143.55円
  • 米国10年債利回り  4.590%(2.43%)
  • 日本10年債利回り  1.526%(0.46%)

各種のチャート+日経寄与度ランキング+NASDAQヒートマップ

日経平均株価チャート 週足

NYダウ 週足

NASDAQチャート 週足

S&P500 週足

為替チャート円ドル 週足

米国10年債利回り 週足

日経平均株価寄与度ランキング

日経平均ヒートマップ

NYダウヒートマップ

NASDAQヒートマップ

上昇銘柄 

下落銘柄

セクター別の動向(NASDAQ市場)

  • 上昇セクター:なし
  • 下落セクター:全てのセクター

AIによる今週の注目銘柄     

  • 三菱重工業(7011)
    注目理由:
  • 増益・増配の好決算:2025年3月期の決算で増益・増配を発表し、投資家の注目を集めています。
  • 防衛関連需要の拡大:地政学的リスクの高まりにより、防衛関連需要が増加しており、同社の受注増が期待されています。
  • エネルギー分野での成長:原子力や水素エネルギーなど、次世代エネルギー分野での取り組みが評価されています。
    10日時点:株価 2731.5      21日時点 2,999
       
  • アドバンテスト(6857)
    注目理由:
  • 半導体関連銘柄の回復:米国のAI半導体輸出規制の緩和方針を受け、半導体関連銘柄が回復基調にあります。
  • 米中貿易協議の進展期待:週末に行われる米中貿易協議への期待感から、半導体関連株への買いが強まっています。
  • 業績の安定性:半導体検査装置の需要が堅調で、業績の安定性が評価されています。
    10日時点:株価 6,695       21日時点 7,010 
     
  • エヌビディア(NVDA)
    注目理由:
  • AI関連需要の拡大:生成AIの普及により、同社のGPU需要が急増しています。
  • 輸出規制の緩和:米国政府がAIチップの輸出規制を緩和する方針を示し、同社にとって追い風となっています。
  • 業績の好調:直近の四半期で82.2%の株価上昇を記録し、業績の好調さが投資家に評価されています。
    10日時点:株価 116.65      21日時点 131.51 
  • アップル(AAPL)
    注目理由:
  • AI技術の導入:SafariブラウザへのAIベースの検索機能導入が報じられ、技術革新への期待が高まっています。
  • 製品ラインの強化:iPhoneやMacなどの主力製品の販売が堅調で、業績の安定性が評価されています。
  • 株主還元の強化:自社株買いや配当の増加など、株主還元策が強化されており、投資家の支持を集めています。
    10日時点:株価 198.53      21日時点 201.26

今週の投資格言:「相場は明日もある」

意味と解説:

「相場は明日もある」とは──
焦って無理な売買をせず、冷静に市場と向き合うべきだという戒めの言葉です。

株式市場は、基本的に平日なら毎日開いています。だからこそ、
「今日利益を逃したら終わり」
「今飛び乗らないと損する」
──といった感情に振り回されて衝動的な取引をすることは、大きな損失につながる可能性があります。

特に、暴落局面や急騰局面など、感情が大きく揺さぶられる場面では、
**“冷静さ”=“武器”**になります。

実例:S&P500指数(SPX)

理由:
米国の主要企業500社で構成されるS&P500は、短期では上下を繰り返しますが、長期では一貫して右肩上がりです。

2024年後半にかけて、一時的な金利上昇やインフレ懸念で下落局面もありましたが、AIやテクノロジー企業の好調で再び上昇トレンドへ。

焦って底値で売ってしまった投資家は恩恵を逃しましたが、「相場は明日もある」と信じてホールドしていた投資家は今恩恵を受けています。

投資戦略3つ
  • 戦略①:定期積立(ドルコスト平均法)
    上がっても下がっても、定期的に一定額を購入することで、取得単価を平準化し、感情に流されずに済む。
  • 戦略②:下落局面での“待ち伏せ買い
    焦って高値掴みせず、押し目をじっくり待つ。下落局面で焦らず拾う戦略が「明日もある」精神に合致。
  • 戦略③:売り時を焦らない“長期目線”
    利益確定を焦らず、長期的な企業成長や経済成長に賭ける。数%の利幅を狙うよりも、10年後の数倍を狙う。

今後の注目イベント

  • 22日 米国 5月製造業PMI(購買担当者景気指数)
  • 22日 米国 5月サービス業PMI(購買担当者景気指数)
  • 22日 米国 5月コンポジットPMI(購買担当者景気指数)
  • 22日 米国 4月中古住宅販売件数
  • 23日 米国 新築住宅販売件数

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