『毎朝5分!相場ダイジェスト』3月29日

デイリーブログ


【2025年3月29日】本日の相場まとめ/日本株・米国株

本日の相場の注目点 

おはようございます
本日の越谷の天気は曇りのち雨😢
昨日までの暖かさから一転、冬に舞い戻ってしまうようです。
そんな天気を反映するかのように、今日の株式市場は大幅下落となっております。

今日の気になる注目

日本
1.日経平均は大幅安 
一時900円超下落。株主還元を強化する企業が増えている分、落ちの影響も大きくなっている。安定的に高水準の配当を出している企業の株価は早晩見直される公算が大きい。
2. トランプ米大統領による自動車関税
–市場では「2日の相互関税発表で相場にあく抜け感が出るかが焦点」
米国
1.経済指標
2月の個人消費支出(PCE)
価格指数は、前年比2.5%上昇。1月の伸びと同じで、市場予想と一致した。物価の「瞬間風速」を示す前月比も0.3%上昇
➡ネーションワイドのチーフエコノミスト、キャシー・ボストジャンシック氏は「経済への下振れリスクが台頭しつつあるというわれわれの見方を裏付ける内容だった。インフレが再燃する中、米連邦準備理事会(FRB)は当面、様子見の姿勢を維持するだろう」

3月のミシガン大消費者マインド指数
➡消費者マインド指数57、予想57.9-前月は64.7。約2年ぶり低水準、
関税懸念でインフレ期待上昇
2月のコアインフレ率
コア個人消費支出価格指数は2月に0.4%上昇し、12か月のインフレ率は2.8%となり、いずれも予想を上回った
2.米株続落
ダウ700ドル超安、スタグフレーション懸念
3.米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁
年内2回の利下げが依然として「妥当」だとの見通し。「金融政策も経済も良い状態にあるため、判断を急ぐ理由はない」

<span class="bold-blue"><strong>青天井</strong></span>
青天井

スタグフレーションとは 景気停滞(経済成長の鈍化やマイナス成長)高いインフレ率 が同時に発生する状況を指します。​現在の米国経済は、インフレ率が依然として高水準で推移している一方で、経済成長率も減速傾向にあります。さらにトランプ政権による追加関税措置などの影響で、物価上昇と景気減速が同時に進行する可能性が指摘されています。 ​このような状況から、一部の専門家やメディアは、米国経済がスタグフレーションに陥るリスクについて警鐘を鳴らしています。

先週の相場動向(2025年3月29日 5:00時点)

  • 日経平均株価 37,120円(▼1.80%)28日終値
  • 日経平均CFD 36,321円(▼2.15%)
  • NYダウ    41,583(▼1.69%)
  • NASDAQ  17,322(▼2.70%)
  • S&P500   5,580(▼1.97%)
  • SOX     4,284(▼2.95%)
  • 為替市場  1ドル=149.73円
  • 米国10年債利回り  4.255%(▼2.61%)
  • 日本10年債利回り  1.539%(▼3.15%)

各種のチャート+日経寄与度ランキング+NASDAQヒートマップ

日経平均株価チャート

NYダウ

NASDAQチャート

S&P500

為替チャート円ドル

米国10年債利回り

日経平均株価寄与度ランキング

日経平均ヒートマップ

NYダウヒートマップ

NASDAQヒートマップ

上昇銘柄 

下落銘柄

セクター別の動向(NASDAQ市場)

  • 上昇セクター:なし
  • 下落セクター:すべて

AIによる今週の注目銘柄     結果 1勝3敗  

  • TDK(6762)
    EV向け電池・電子部品の需要拡大。中国回復期待もあり中期的に強気。
    22日時点:株価 1,589 ➡ 28日時点:株価 1,599 
  • 任天堂(7974)
    新型ハードの発表期待感。ソフト売上も堅調で得底堅い展開。
    22日時点:株価 10,895 ➡ 28日時点:株価 10,835 ×
  • SuperMicroComputer(SMCI)
    AI需要の拡大とNVDIAとの連携が強み。直近の下落で押し目買いの好機。
    22日時点:株価 42.15 ➡ 29日時点:株価 34.26 ×
  • Broadcom(AVGO)
    半導体だけでなくソフトウェア領域への展開が評価されている。Appleとの連携も追い風。
    22日時点:株価 191.66 ➡ 29日時点:株価 169.12 ×

今週の投資格言:「利食い急ぐな損急げ」

意味と解説:

この格言は「利益が出ている株は早く売らずに伸ばし、損失が出ている株は早めに損切しろ」という意味です。
利益確定と急ぐと、大きな上昇を取り逃すことになりがちで、損切をためらうと、さらに損失が拡大してしまう可能性があるため、感情に流されず冷静に判断することが大切です。

実例:NVDIA(NVDA)

NVIDIAはAI半導体の覇者として、市場から極めて高い成長期待を受けています。2024年はデータセンターや生成AIの爆発的需要で収益が急拡大。株価も一時的な調整はありつつ、中長期では強力な上昇トレンドを描いています。

例えば、AI需要のピーク論や短期的な過熱感で売られたとしても、それに惑わされて利食いを急いでしまうと、次の上昇波に乗れず大きな利益を逃すことになります。

投資戦略3つ
  • 戦略①:上昇トレンド中はホールド(利食いを急がない)
    ・NVIDIAのような成長株は、一度上昇に乗ると数十%上がることも珍しくない。
    ・テクニカル分析でトレンド継続中なら、利確は我慢して伸ばすのが吉。
  • 戦略②:損切りラインは明確に設定(損は急げ)
    ・例えば「50日移動平均線を終値で明確に割ったら損切り」とルール化。
    ・これにより、想定以上の落下を防ぎ、資金効率を保てる。
  • 戦略③ポジションを分割管理する
    ・一部(例えば3分の1)を利確して残りはホールド。
    ・利益を確保しつつ、残りでさらなる上昇を狙える柔軟な戦略。

今後の注目イベント

  • 1日 日本 第一四半期 日銀短観 8:50
  • 1日 米国 ISM製造景気指数 23:00

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